第13話  亡き母の記憶

koitama_13.jpg 徐嗣諄の奇妙な病がぶり返したことで、普段の生活の中に病の原因があるのではと疑う羅十一娘は、嗣諄の異母兄の羅嗣諭に、日々の様子を観察するよう依頼する。神託を信じ込む徐大夫人は、嗣諄に近づけないよう十一娘に禁足を命じた。その頃、無官で浪費癖のある夫を持つ羅五娘は、収入を得るための商売の話をしようと十一娘を訪ねる。嗣諭から庭園で密かに飼われる犬の話を聞いた十一娘は一計を案じ、五娘のふりをして居所をこっそりと抜け出す。