第15話  天災のあとの災難

koitama_15.jpg 喬蓮房の配下の張氏が大量の酢を買っているのを目にした文姨娘は、炊き出しにかびた米が使われていることに気づき、この件が十一娘の耳に入るように仕組んで十一娘に蓮房を倒させようとする。文姨娘の実家の商売を優遇していた元娘と同様に、十一娘が差配の実権を握れば文家をもり立てることができると考えたのだ。十一娘らが米の異常に気づいたことを察した張氏は、事情を蓮房に打ち明ける。蓮房は実家から米を借りて解決しようとするが...