第16話  夫の救援

koitama_16.jpg 徐家が開いた粥の炊き出し所は、区家の差し金で民衆が暴れ出して大混乱に陥った。なだれ込む暴徒に脚を踏まれてけがを負った羅十一娘だが、そこへ徐令宜が駆けつけて守り、さらに民衆を説得することで事なきを得る。かびた米を買い付け、徐家を危機にさらした喬姨娘の乳母の張氏は追放され、喬姨娘が握っていた差配の仕事は十一娘の手に渡ることに。そんな徐家の一大事をよそに、弟の徐令寛が外出して観劇していたと知って令宜は激怒する。