第22話  共に迎えた朝

koitama_22.jpg 十一娘は中山侯府の宴で姉の二娘と顔を合わせ、腕に痣があることに気づく。王煜が暴力を振るったのだと知って、二娘の身を案じるが、二娘はかたくなな態度を崩さない。酔って屋敷に戻った徐令宜を傅臨波と照影は西跨院へ連れていく。酔った令宜は子供のようにわがままを言ったことで、十一娘は思いがけず夫の愛すべき素顔と心の奥を知る。十一娘を嫁として中山侯府に伴ったことで、大夫人は喬蓮房を気遣っていたが、夜半に蓮房の部屋を訪れると...