第23話  新たな疑惑

koitama_23.jpg 母殺しの下手人の手がかりとなる刺繍が、区若夫人の衣にもあったことから、羅十一娘は探りを入れようと決意。区若夫人の刺繍の注文を取りに行く簡師匠の侍女として、区家に侵入する。母が殺された現場を再び調べ始めた十一娘は、1年前に重要な証言を残していた少年僧の清暝と再会する。その口から事件当時、女のほかに男もいたと聞かされ、謎は深まってゆく。さらに徐令寛の調べで、事件当日の法事で喬蓮房が中座していた事実を知る。