第26回  楠木正成・無謀な戦いに挑んだ忠臣

楠木正成 鎌倉時代末期、後醍醐天皇に仕えた忠臣・楠木正成の敗北を紐解き、現代にも役立つ教訓を探る。
「悪党」と呼ばれる武装集団の頭領として頭角を現した正成は後醍醐天皇の志に共鳴し、共に鎌倉幕府を滅亡に導く。その後、後醍醐天皇の新政権に加わるが、公家中心の政治体制に武士の不満が募り、足利尊氏が天皇に反旗を翻す。正成は尊氏との戦いに挑むが、追い詰められ、自害を強いられる。
正成はなぜ最後まで天皇に仕え、無謀な戦いに挑んだのか?