第27回  新田義貞・忠義を貫いた名将の悲劇

毛利輝元 鎌倉幕府滅亡後の戦いで命を散らした新田義貞の敗北を紐解き、現代にも通じる教訓を探る。
鎌倉幕府に不満を持つ後醍醐天皇に呼応し、倒幕を成功させた義貞は、後醍醐天皇が始めた建武の新政を支えるが、やがて足利尊氏と対立し、各地で激戦を展開。一度は尊氏を退けたものの、大軍を擁する尊氏に湊川の戦いで敗北。行き場を失った義貞は北陸で再起を図るが、劣勢に立たされ、自ら人生の幕を引く。
義貞はなぜ、最後まで戦う道を選んだのか?