第34話  重なる別れ

koitama_34.jpg 徐家の主母として家政に専念するよう、徐大夫人に釘を刺された羅十一娘は、仙綾閣から離れる覚悟を決める。十一娘と酒を酌み交わした徐令宜は、十一娘から仙綾閣への深い愛着を聞き、その決意を押しとどめるよう諭すのだった。羅家では病が重かった羅夫人が危篤に陥り、十一娘たちが実家に集まる。そんな中、実家に戻った羅二娘は同じく重篤な状態ながら放置されていた母の楊姨娘と再会。羅家の家族たちによる冷酷な扱いに憤りを示す。