第38話  真の間者

koitama_38.jpg 農場に追放された文氏のもとを兄嫁が訪ね、文家が農民を死に追いやった内密の事件を知る者が文をよこしたと話す。文の送り主に羅十一娘の刺繍作品を燃やさねば官府に通報すると脅され、文氏は文家を守るために作品を燃やしたのだった。その作品の代わりに贈った天之四霊図を皇帝が絶賛したため、仙綾閣に注文が殺到した。祝福する簡師匠に、自分一人だけでなく、皆の栄誉だと話す十一娘。そして協力してくれた区彦行の身を案じる。