第17話  太監の妻

rikusenmon_17.jpg 申力行らは河間を訪れるが、江陵の手がかりはつかめない。一息ついた茶屋で、店主が刺繍する手巾を見た蘇溢清は顔色を変える。それは宮廷で作られる手巾と同じ物だった。店主は、布と糸は隣家の焦から借りたもので、焦は既に引っ越したと言う。話を聞いている時に店主は刺客に殺されてしまうが、申力行は、焦は江陵の妻に違いないと考える。一方、曹懿恩は母の静養のために訪れた田舎で親戚に冷たくされ、所持金も失ってしまう。