第17回  世界遺産の街・『奈良』発祥のグルメを満喫!

中山さんが訪れたのは、「奈良街道」が通る街、奈良県奈良市。奈良街道は、京都と奈良を結ぶ道で、かつては商人や旅人の往来で賑わい、茶屋や宿場が多く立ち並んでいたそうです。奈良時代に日本の都として栄えた奈良は、東大寺をはじめとする歴史的建造物が今も多く残っており、「世界遺産の街」としても知られています。また、日本の様々な食と文化の発祥の地でもあります。今回中山さんは、歴史を感じる街並みを歩きながら、奈良発祥のグルメと文化を満喫します!

奈良の街を一望できる、奈良県庁の屋上を出発した中山さん。早速見つけたのは、「柿の葉茶」の専門店。柿の葉茶で体が温まったあとは、奈良名産の柿を使った「かき氷」をいただきます。シロップの甘さと、上に乗せたふわふわのチーズクリームの相性が抜群です。また、かき氷の原点となる氷食文化が奈良発祥と知り、興味津々!

行列の人気和菓子店では、杵を手早くつく「高速餅つき」にも挑戦!出来立てのよもぎ餅に舌鼓を打ちます。そして、老舗蒲鉾店では、新感覚の「バターポテト」のさつま揚げの味に感動。ホクホクとした食感がたまりません!古い街並みが残る「ならまち」では、そうめん専門店で昼食です。鯛のアラと野菜をじっくり煮込んでとった「鯛だし」を使った温かい素麺を堪能。ツルツルとした食感と、コシのあるそうめんに大満足です!

そして、趣のある佇まいの茶屋では、奈良伝統の「茶粥」をいただきます。お茶の苦味と米の甘味が口の中に広がり、旨さが体に染み渡ります。1200年以上も前から食べられていたという伝統の味に、感銘を受けます。さらに、和菓子のコース料理を出す店や、老舗の酒蔵にも立ち寄ります。地元の方々と触れ合いながら、魅力たっぷりな奈良の街を歩きました。

中山秀征の楽しく1万歩!街道びより
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