第10話  成りすましの末路

isakaime_10.jpg 甄嬛は日ごとに眠気と倦怠感に襲われていた。不審に思った甄嬛が温侍医を呼ぶと、甄嬛のために煎じられていた薬の成分が増やされており、犯人は新しく碎玉軒に遣わされた余氏の元宮女だった。雍正帝は余氏を冷宮送りとするが、雍正帝が情けをかけることを恐れた甄嬛は、自分が大晦日の夜に倚梅園で願掛けしたことを伝える。余氏の嘘を知った雍正帝は即座に余氏に自害を申し渡すが、余氏はなかなか聞き入れようとしない。悪あがきを続ける余氏の元を安陵容が訪れ...。