第34話  偽りの血書

rikusenmon_34.jpg 曹懿恩も本気で自分に惚れていると信じて疑わない言亦冬は、万花楼からの身請けを決心する。女将に示された高額の身請け金を蘇溢清に頼んで用意するが、言亦冬の目の前で曹懿恩は殺されてしまう。犯人は、斉王のために命を捧げる決心をした単青だった。単青は曹懿恩の殺害前に毒を飲んでおり、申梓木を殺したのは自分だが、指示したのは劉吉だと申力行に告げ、血書を渡して息を引き取る。血書には劉吉の悪行が書き連ねられていた。