第141回 菅原道真ゆかりの地をめぐる~北野天満宮・吉祥院天満宮・菅原院天満宮神社・八瀬天満宮社~
学問の神様として知られる菅原道真。今回は、無実の罪で大宰府に左遷され無念の死を遂げた道真が、天神様として祀られるようになった歴史秘話を紐解く。
最初に訪れるのは、天神信仰発祥の神社である北野天満宮。道真の生涯が描かれている北野天神縁起絵巻や、左遷された大宰府まで道真を慕って飛んで行ったという飛梅伝説の元となったご神木などを紹介。
次に訪れるのは、菅原家の邸宅があったとされる地に建つ吉祥院天満宮。京都には道真誕生の地と言われる場所がいくつか点在するが、こちらもその一つ。道真のへその緒を埋めたと伝えられる胞衣塚が見どころ。
続いて訪れるのは、こちらも道真が生まれ育った場所の一つとして知られる菅原院天満宮神社。道真直筆と伝わる短冊などを特別に見せてもらう。
最後に訪れるのは、比叡山の麓にある八瀬天満宮社。幼少の頃、勉学のために比叡山に通った道真が、山から下りて一服していたという腰掛石などがある。
京都に点在する学問の神様・菅原道真ゆかりの史跡をめぐり、その生涯に思いを馳せる。