第36話  明かされた秘密

rikusenmon_36.jpg 謁見に向かった江陵は毒矢に射られ、診察した太医はあと2刻も持たないと言う。うなだれる斉王と趙無極に、江陵は胸にしまってきた秘密を打ち明ける。それは、20年前、皇子を死体とすり替えて禁軍の兵に渡した、皇子はまだ生きている、というものだった。さらに江陵は、皇子を捜すために劉吉の取り引きに応じて自分を劉府に差し出し、申力行を連れ戻してほしいと。斉王府に戻って禁軍の兵について調べていた申力行は、衝撃の事実を知る。