第1話  許婚の帰郷

gyokumentouka_01.jpg 江南の小さな町・雲莱鎮で胡一家は精肉店を営んでいた。ある日、貧しそうな書生風の少年が店を訪ねて来る。親同士が決めた阿嬌(胡嬌)の許婚・許清嘉だ。親と死に別れた許清嘉は胡家に身を寄せて勉学に励み、7年後、みごと科挙に合格、それも第2位の「榜眼」として帰ってきた。線が細く腕力のない許清嘉との結婚を阿嬌は断固拒否するが、許清嘉は世話になった胡家への恩返しのためにも絶対に結婚すると言い張るのだった。