第34話  蝶舞いて愛降りる

isakaime_34.jpg 斉妃と富察貴人から屈辱を受け、ようやく目の覚めた甄嬛は、再び雍正帝の心を取り戻すべく入念な下準備を始める。そして、いよいよその日。宴を開いていた雍正帝は、かつて甄嬛と出会った倚梅園を訪れ、甄嬛の体から蝶が舞う様にすっかり魅せられる。こうして甄嬛は再び雍正帝の寵妃として復活するのだった。そんな折、ジュンガル部からの要請で妙齢の公主をハーンへ輿入れさせることになったため、幼い温宜公主の母親である曹貴人は将来に不安を抱く。