第21話  花朝節の告白

gyokumentouka_21.jpg 許清嘉を助けるため、職を辞して単身襄州府へ行くことを決めた高正。玉娘は最後に本当の自分を知ってほしいと、自らの身の上話を語る。優雅に暮らしているかに見えた玉娘が、病身の弟を養う苦労人だったことを知った高正は、己の偏狭さを恥じ、一緒に来てほしいと玉娘に申し出る。一方、襄州の生薬市場を牛耳る南封斎のやり口に疑問を持った胡嬌は、薬採りの農民たちに詳しい話を聞こうと訪ねた村で、思いがけない人物と再会する。