第43回  東海道最初の宿場町・品川で絶景とグルメ満喫

中山さんが訪れたのは、「東海道」沿いの街、東京・品川。東海道は、江戸時代に幕府が整備した五街道のひとつで、江戸の日本橋から京都の三条大橋までおよそ500kmを結んだ道です。品川は、日本橋を出発して最初の宿場町で、江戸庶民の一大遊興地として繁栄。また、古くから漁師町としても栄えていました。現在は、リニア中央新幹線始発駅の整備など、再開発の真っ只中。その一方で、昔ながらの風情ある街並みもそこかしこに残っています。中山さんは、東海道最初の宿場町・品川の街を歩きながら、絶景と絶品グルメを堪能します!

かつて江戸の出入口だった「高輪大木戸跡」を出発した中山さん、まずは、「忠臣蔵」ゆかりの泉岳寺にお参り。この地に眠る赤穂義士たちに想いを馳せます。そして、箱根駅伝で知られる八ツ山橋を渡って、品川宿があったエリアに入ります。漁村の名残を感じる昔ながらの船溜まりと、背後にそびえる高層ビル群の絶景に感動!昼食は、品川宿で獲れていた海苔とアサリをたっぷり使った名物そばをいただきます。アサリの生姜煮と海苔を、熱々のつけ汁にそばと一緒につけて啜るとたまりません!風情を感じる味わいに大満足です。また、百年以上の歴史を持つ老舗海苔店では、江戸前の味にこだわった「焼海苔」に感銘を受けます。黒海苔とアオサが潮の流れで絶妙に混ざり合った「青混ぜ海苔」の風味豊かな味わいに、思わず笑みが溢れます。人気の洋菓子店では、地元野菜の「品川蕪」の葉をクッキー生地に練り込んだサブレ「品川カブレ」に舌鼓!さらに、新たな名物を目指すグルメ情報も紹介します! およそ40年に渡って全国の街道を歩いてきた「街道の達人」にも遭遇!地元の方々と触れ合いながら、魅力たっぷりな品川の街を歩きました。

中山秀征の楽しく1万歩!街道びより
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