第44回 信州・長野で裏道を満喫しながら善光寺参り!
中山さんが訪れたのは「北国街道」沿いの街、長野・善光寺周辺(長野市)。北国街道は、江戸と京都を結ぶ中山道から、長野の追分で分かれ、日本海沿いを通って滋賀の鳥居本で再び合流する道。特に、新潟の直江津から長野の追分までは、佐渡で採れた金銀を江戸に運ぶ重要な輸送路でした。
長野市の名所といえば、創建1400年を誇る「善光寺」。『牛に引かれて善光寺参り』という諺でも有名で、今でも国内外から多くの参拝者が訪れています。善光寺を参拝する時は、賑やかな表参道(中央通り)を通って向かうのが一般的ですが、今、善光寺周辺の裏道には、魅力的なスポットが続々と誕生しているんです。今回中山さんは、表通りでは出会えない、隠れた名店いっぱいの裏道を満喫しながら、善光寺にお参りします。
JR長野駅前を出発した中山さん、裏道にあるカフェを発見。長野県産の食材を使った総菜を選べる、人気のランチプレートをいただきます。サツマイモのサラダなどの総菜と、地元産の豚肉を使った「ルーロー飯」の味わいに大満足です。さらに、おしゃれなカフェが、古民家を改修したものと知り、興味津々!そして、古民家を再利用して街を活性化させようとする若者たちにも出会い、感銘を受けます。また、築180年の蔵で営む、老舗の米麹を使った甘酒専門店では、杏の甘酒を堪能します。麹のほどよい甘味と、杏の酸味が心地よく身体に染み渡ります。そして、老舗の七味唐辛子専門店では、スパイスを使ったスイーツにびっくり!万願寺とうがらしと山椒の新芽のジェラートに、一味唐辛子などをかけて食べると、「甘いのに辛い」新感覚の味わいに!辛いものが好きな中山さんも大満足です。さらに、裏道にある古民家を改修した人気の店舗情報も紹介!地元の方々と触れ合いながら、魅力たっぷりな善光寺周辺を歩きました。