第46回 絶景広がる山里 山口・徳地で町おこし!
今回は、町おこし企画の第4弾!ヒデさんが街のPRをお手伝いします!
お便りをいただいて中山さんが訪れたのは、「新山代街道」沿いの街、山口・徳地。山口市北部にある徳地地区は、約9割が山林という自然あふれる山里。古くから、和紙の一大生産地として発展しました。新山代街道は、山口と山代地方を結ぶ道で、和紙の流通に使われていたため「紙の道」とも呼ばれていました。明治以降、西洋紙の普及などで徳地の和紙作りは衰退。近代的発展に取り残されていった徳地は、過疎化が進み、かつて賑わった商店街も空き家が目立つようになりました。そこで、地元観光協会が今年10月に、町おこしイベントを開催することに!今回中山さんは、自然豊かな徳地の街を巡り歩きながら、イベントの様々な企画アイデアを提案!徳地の知られざる魅力を再発見します!
イベント発案者の丸本さんと待ち合わせしたのは、地元で人気の蕎麦店。早速、自家栽培の野菜を使った「天ぷらそば」をいただきます。石臼で挽いた十割そばの味わいに感銘を受けます。美しい原風景の中を歩いて訪れた和紙工房では、イベントで使えるようにと、折染という手法で染めた大きな和紙に中山さんが得意の「書」をしたためます。また、千年以上前からある神社では、地元小学生たちと一緒に、和紙を使った竹灯篭を試作。そして、かつて賑わっていた商店街では、特産品「カワラケツメイ」を使ったプリンや、徳地の伝統料理「茶粥」、地元産「鮎の塩焼き」に舌鼓。さらに、800年以上前からあるという日本古来のサウナ「石風呂」に大感動!自然豊かな山里を存分に満喫します!
イベントを盛り上げるアイデアを次々と提案しながら、魅力たっぷりな「山口・徳地」の街を歩きました。