#6 第三の女 THIRD GIRL(後編)
上の階で開かれていた誕生日パーティーで3人の女性と知り合った小説家のオリヴァ夫人。そのうちの1人である"ノーマ・レスタリック"の乳母である"ラビニア・シーグラム"が同じアパートで死体として見つかる。ポワロから「何もするな」と忠告を受けていたオリヴァ夫人だったが、亡くなった乳母の部屋の鏡台裏から隠されていた手紙を見つけた後、パーティー会場でノーマに視線を送っていた画家の"デビッド・ベイカー"を尾行する・・・。一方、ノーマの大伯父である"ロデリック・ホースフィールド卿"から家族写真に書かれていた"A・J・バタスビー"が女性で、ノーマが子供のころの家庭教師であることを聞いたポワロ。そして彼女の話から、ノーマには莫大な遺産が相続されることを知る。幼少期に母親の自殺現場を目撃したことで、自身のことを"母親を殺した少女"と責め続けていたノーマ。乳母の自殺で記憶が混沌するなか"殺人を告白した"ことで警察に逮捕される。