#5  ハロウィーン・パーティ HALLOWE`EN PARTY(前編)

推理小説家の"アリアドニ・オリヴァ"が招かれたドレイク邸でのハロウィーン・パーティで "ジョイス・レイノルズ"という少女が殺害される。友人であるオリヴァから調査を依頼されたポワロはすぐさま"ウドリーコモン"に向かう。少女が「殺人を見た」と話していたことが殺された原因と考えたポワロは、未解決の殺人事件を警察から聞こうとするが思うような協力を得られない。汽車で出会ったウドリーコモンの住人で庭師の"マイケル"から、村一番の物知りである"マダム・グッドボディ"の名前を聞いていたポワロは彼女宅を訪れ、殺された少女が見た可能性のある3つの事件の話を聞く。心臓の悪かった大富豪の突然死、レイノルズの下宿人で"フランシス・ドレイク"と交際していた弁護士助手の刺殺事件、そしてジョイスの学校の教師は溺死していた。よそからの不審者を犯人と警察が見立てるなか、辺りでは昔から魔女狩りが盛んで多くの魔女が沈められていたという迷信をマイケルから聞かされるポワロだった・・・。