第1話  皇位をめぐる陰謀

南北朝時代の北斉(ほくせい)で時の皇帝・文宣帝(ぶんせんてい)が急逝。後継者は亡き郁皇后(いくこうごう)の息子・高湛(こうたん)と思われていたが、婁皇后(ろうこうごう)は息子・高演(こうえん)を即位させようと密かに高湛の暗殺を謀る。一方その頃、豪商・陸家(りくけ)では新しい皇帝に献上する磁器を作るが失敗、一家皆殺しの危機に直面していた。だが、長女・陸貞(りくてい)の手柄で陸家は救われ...。