#14 1996年~2025年「年賀状」で振り返る30年
牛島さんがこの30年、毎年出し続けてきた年賀状が1冊の本にまとまりました。タイトルは『年賀状は小さな文学作品』。年末にその1年を振り返り、丹精込めてしたためる年賀状は小さな文学作品だといいいます。牛島さんが、40代半ばで弁護士として充実した仕事をこなしつつ、念願の作家デビューを果たした直後の1996年から今年、2025年までの30年分の年賀状とそれにまつわるエッセイや物語が収められています。 今回の番組は、この本の中から一部を紹介しながら、牛島さんの仕事や私生活の様子通して、その時代時代の空気をお伝えします。そして、この30年の歩みをたどることで、作家、弁護士牛島信の現在地を確認します。