第20話  抵抗

猛への意地から、ひかるは気のすすまなかった信治とのピクニックを承知してしまった。当日ははなもお供についていく。ところが、途中ひかるが小川に落ち、足を痛めてしまった。はなは助けを求めに三枝家に戻った。まもなく雨が降ってきたので、信治とひかるは堀立小屋に逃げこんだ。すると、信治が突然ひかるに襲いかかってきたのである。激しく抵抗するひかる。そこへ、猛が飛び込んできて、信治を追い払った。ひかるは猛におんぶしてもらい、家まで戻った。が、猛がひかるに近づいたことで、伝右衛門は怒った。猛は仕事に打ちこむため、当分番小屋で寝泊りすることにした。