第5話  

母親の装飾品を持っていた質屋から、自殺の名所といわれる海岸に装飾品と帽子が残されていたと聞いて、テユンは涙を流し、チャンファはひそかに安どの胸をなで下ろす。それから1年の月日が流れ、コンジュと名乗ったテユンの母親とホンリョン、ギルナンの3人は、立ち退きを迫られる"竜の家"で本当の家族のように仲良く過ごしていた。ホンリョンが始めた「タクチョ食堂」という宅配の店の運営も順調だ。