第2話 皇太孫の帰京
重陽(ちょうよう)の宴(うたげ)と兵営での慰労の宴が重なり、尚食局は窮地に陥る。なかなか食が進まない永楽帝だったが、機転を利かせた姚子衿の考えた献立を口にする。一方、臣下の罪を見逃したとして朱高熾が罪に問われそうになるが、皇太子妃・張(ちょう)氏が料理を使って助け船を出す。姚子衿は再吟味の結果、尚食・孟紫澐(もうしうん)により首位に選ばれるが、それを不満に思う司膳(しぜん)・王遥清(おうようせい)によって、罰を与えられてしまう。そんな中、南巡に出ていた朱瞻基がついに帰京する。