最終話 第六部:血煙り 荒神山(後編)
次郎長は仁吉とは兄弟分であり、自分の後を継ぐのは仁吉以外にないと、その男気に惚れ込んでいた。一方、穴太徳の背後には、黒駒の勝蔵が暗躍していた。最早、抗争は避けがたく、荒神山は血に染まることに。