#12 戸栗美術館
今回の舞台は戸栗美術館。伊万里・鍋島のほか、東洋陶磁を中心におよそ7000点を所蔵。
日本でも数少ない陶磁器専門の美術館の、古伊万里の楽しみ方がわかる「古伊万里の重さを見る展覧会」を紹介。一般に古伊万里とは、江戸時代に現在の佐賀県と長崎県にあたる、肥前国で実用品として作られていた。
初期のものは白地にシンプルな絵付けで重くて厚め。17世紀後半になると長崎からオランダへ観賞用として輸出され、鮮やかで繊細なものに変化していく。江戸時代の空気を感じさせてくれる古伊万里の名品に大きな拍手を!



