第6話  舞台への思い

鄧麗筠のお金で財を成したという噂(うわさ)を気にする鄧枢は、山東(シャンドン)に頼まれた借金を娘の預金から出すことをためらっていた。クラブ国賓(こくひん)では、歌手の李燕(リー・イエン)と劉小春(リウ・シャオチュン)がもめ、社長の林金木(リン・ジンムー)は振声(ジェンション)ラジオ局の趙(ジャオ)主任に仲介を頼む。李燕は鄧麗筠がトリを務めることを受け入れの条件とする。一方、鄧麗筠は両親に告げずに山東に預金通帳を渡していた。