第9話  女子(おなご)の矜持(きょうじ)

朱瞻基に命じられ、書棚の整理をしていた姚子衿は、そこで1枚の絵を見つける。ちょうど異国からの使者をもてなすための料理を考案中だった姚子衿は、その絵のことや異国のことを朱瞻基に問う。一方、朱瞻基と皇太孫妃・胡善祥(こぜんしょう)との関係はぎくしゃくしていた。胡善祥は朱瞻基が来るのを待ち続けているが、朱瞻基は素直になれずなかなか足が向かずにいた。そんな朱瞻基を見た姚子衿は、胡善祥に会いに行くようにと勧める。