第13話 最後の胡桃(くるみ)
「帰還したら共に狩りを」と朱瞻基に約束し、5度目の北征に向かった永楽帝だが、そのまま帰らぬ人となってしまう。国中が喪に服す中、後宮では子のない妃嬪(ひひん)が殉葬(じゅんそう)されることに。旅立ちの日、姚子衿と殷紫萍は荘妃が好きだったという胡桃(くるみ)汁粉を作って届けるが、荘妃は「この味ではない」と拒み、「紫禁城から出してほしい」と懇願する。必ず戻るという荘妃の言葉を信じ、姚子衿はある手だてを講じるが、約束の日没が近づき...。
「帰還したら共に狩りを」と朱瞻基に約束し、5度目の北征に向かった永楽帝だが、そのまま帰らぬ人となってしまう。国中が喪に服す中、後宮では子のない妃嬪(ひひん)が殉葬(じゅんそう)されることに。旅立ちの日、姚子衿と殷紫萍は荘妃が好きだったという胡桃(くるみ)汁粉を作って届けるが、荘妃は「この味ではない」と拒み、「紫禁城から出してほしい」と懇願する。必ず戻るという荘妃の言葉を信じ、姚子衿はある手だてを講じるが、約束の日没が近づき...。