第19話  貴妃(きひ)の企(たくら)み

衛(えい)王・朱瞻埏(しゅせんえん)に毒のある料理を食べさせた罪で捕らえられた殷紫萍(いんしへい)たち。姚子衿は張皇后に冤罪(えんざい)であると訴え出るが、その代償として重い刑に処されることに。そんな姚子衿を見兼ねた朱瞻基と游一帆(ゆういつはん)は救いの手を差し伸べようとする。張皇后は姚子衿に尚食局が潔白であるという証しを問いただすが、姚子衿の答えは思いもよらないものであった。一方、床に臥した朱瞻埏を案ずる朱高熾に、郭貴妃は張皇后が恨みを晴らそうとしたのだと訴える。