第24話 すれ違い
上元節の刺客騒ぎで傷を負った朱瞻基だったが、母である張皇后を心配させぬよう負傷したことを秘密にしていた。そのこともあって、父である朱高熾からは助けに来なかったと誤解され父子の溝は深まるばかりだった。ある日、昼餉(ひるげ)を届けに来た姚子衿に会おうと朱瞻基が外へ出ると、楽しそうに話をする姚子衿と梅少淵(ばいしょうえん)の姿があった。その後に設けた食事の席でも、梅少淵と姚子衿は意気投合し、そんな2人の姿に朱瞻基は複雑な思いを抱く。
上元節の刺客騒ぎで傷を負った朱瞻基だったが、母である張皇后を心配させぬよう負傷したことを秘密にしていた。そのこともあって、父である朱高熾からは助けに来なかったと誤解され父子の溝は深まるばかりだった。ある日、昼餉(ひるげ)を届けに来た姚子衿に会おうと朱瞻基が外へ出ると、楽しそうに話をする姚子衿と梅少淵(ばいしょうえん)の姿があった。その後に設けた食事の席でも、梅少淵と姚子衿は意気投合し、そんな2人の姿に朱瞻基は複雑な思いを抱く。