第26話 別れの麺
皆が勢ぞろいする場で、張皇后は姚子衿を皇太子嬪に封じるよう朱高熾に進言し認められた。朱瞻基と姚子衿の抵抗もむなしく話は決まる。游一帆は朱瞻基への恨みをますます募らせ、宮中の様子を漢(かん)王・朱高煦(しゅこうく)に知らせて謀反を促そうとする。皇太子嬪に封じられる前夜、尚食局で姚子衿と殷紫萍は最後に2人で麺を食べ語り合い、別れを惜しんだ。そして冊封の当日、礼服に身を包んだ姚子衿は乾清(けんせい)宮へと向かい、厳かに儀式が執り行われた。
皆が勢ぞろいする場で、張皇后は姚子衿を皇太子嬪に封じるよう朱高熾に進言し認められた。朱瞻基と姚子衿の抵抗もむなしく話は決まる。游一帆は朱瞻基への恨みをますます募らせ、宮中の様子を漢(かん)王・朱高煦(しゅこうく)に知らせて謀反を促そうとする。皇太子嬪に封じられる前夜、尚食局で姚子衿と殷紫萍は最後に2人で麺を食べ語り合い、別れを惜しんだ。そして冊封の当日、礼服に身を包んだ姚子衿は乾清(けんせい)宮へと向かい、厳かに儀式が執り行われた。