第31話 疑惑
行雲草舎(こううんそうしゃ)でようやく2人きりとなった姚子衿と朱瞻基。寵妃(ちょうひ)として従順に生きるより、人として己の考えを持ち続けたいという姚子衿の言葉に、朱瞻基の怒りは消えていく。そして姚子衿は貴妃に封じられるのだった。一方、皇后・胡善祥(こぜんしょう)は毎夜 1人で泣き笑いするなど理性を失うように。その原因は肉豆蔲粥(にくずくがゆ)にあるとの診断が下り、粥を作った殷紫萍(いんしへい)が捕らえられてしまう。そして友人である姚子衿にも疑いの目が向けられるが...。
行雲草舎(こううんそうしゃ)でようやく2人きりとなった姚子衿と朱瞻基。寵妃(ちょうひ)として従順に生きるより、人として己の考えを持ち続けたいという姚子衿の言葉に、朱瞻基の怒りは消えていく。そして姚子衿は貴妃に封じられるのだった。一方、皇后・胡善祥(こぜんしょう)は毎夜 1人で泣き笑いするなど理性を失うように。その原因は肉豆蔲粥(にくずくがゆ)にあるとの診断が下り、粥を作った殷紫萍(いんしへい)が捕らえられてしまう。そして友人である姚子衿にも疑いの目が向けられるが...。