第34話 民の苦しみ
民の暮らしを案ずる朱瞻基は、游一帆(ゆういつはん)を呼びつけて蝗害(こうがい)の実情を報告させる。姚子衿は游一帆の忠心を疑い、ひそかに釘を刺そうとするのだった。そんな中、蘇月華ら尚食(しょうしょく)局の厨師(ちゅうし)たちが胡善祥のために用意した食事が、手つかずのまま戻される日が続いていた。痩せ細っていく胡善祥は、張皇太后に出された魚すら食そうとしない。そんな時、朱瞻基や張皇太后、胡善祥と共に陵墓参拝に出発した姚子衿は、農家で出された料理を食し、あることに気づく。
民の暮らしを案ずる朱瞻基は、游一帆(ゆういつはん)を呼びつけて蝗害(こうがい)の実情を報告させる。姚子衿は游一帆の忠心を疑い、ひそかに釘を刺そうとするのだった。そんな中、蘇月華ら尚食(しょうしょく)局の厨師(ちゅうし)たちが胡善祥のために用意した食事が、手つかずのまま戻される日が続いていた。痩せ細っていく胡善祥は、張皇太后に出された魚すら食そうとしない。そんな時、朱瞻基や張皇太后、胡善祥と共に陵墓参拝に出発した姚子衿は、農家で出された料理を食し、あることに気づく。