最終話  それぞれの道

叔父2人の謀反を察していた朱瞻基は、朱高煦を捕らえ、黒幕は朱高煦の子・游一帆こと朱瞻礼(しゅせんれい)であったことを明かす。朱瞻礼は権力争いに明け暮れる朱家を正し、民のために尽くそうと考えていた。本心を語った朱瞻礼は朱瞻基に刃を向ける。長い夜が明け、平穏を取り戻した紫禁城。孟紫澐は張皇太后の命で毒酒を持ち、朱高煦のもとへ。また方含英や殷紫萍、胡善祥もそれぞれの決断を下していた。そして姚子衿は朱瞻基に、離れがたい想いを伝え...。