#9 第5部「森の石松金比羅代参」(前編)
次郎長は金比羅宮へのお礼参りの代参に石松をつかわすことにした。酒はほどほどに、喧嘩口論はいっさい無用と次郎長に言われ、石松は寄進の金と久六を斬った刀を奉納するために持って、清水をあとにした。