8月4日~8月8日
8月4日(月)
「"日本の国難"の処方箋は? 国民の暮らしと政治の行方は...」
ゲスト:西村 康稔(元経済再生担当大臣 / 自民党衆院議員)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)
8月1日、トランプ大統領は対日関税を15%とする大統領令に署名。7日後に発動するという。日本経済への影響が懸念される。「日本の国難」に処方箋はあるか...。トランプ関税をめぐる衆参予算委員会の集中審議で与野党が論戦。日米交渉の裏側や合意内容が明らかに?参議院選挙の結果、国民民主党と参政党が躍進。一方、自公政権は衆参両院で少数与党となった。最大の争点だった物価高対策では、野党が掲げた「減税」の大合唱。「給付」か「減税」か。さらに財源をどう捻出する?新興勢力の伸張で多党化が進行する中、自公政権の危機打開の道は?
ゲストは元経済再生担当大臣で自民党衆議院議員の西村康稔氏と、ジャーナリストの鈴木哲夫氏。トランプ関税と自民党の今後について聞く。
8月5日(火)
「"立憲民主全滅!?"の危機感 小沢一郎氏の次なる手は?」
ゲスト:小沢 一郎(立憲民主党衆議院議員)、城本 勝(ジャーナリスト)
立憲民主党の小沢一郎氏は、改選議席を伸ばせなかった参院選結果について「自公に代わる受け皿となり得なかった。敗北だ」と述べ、先月31日、野田代表に参院選選対ナンバー2ポストの辞職願いを提出。さらに「代表や執行部に責任がある」と強調し、次の選挙への危機感を示した。小沢氏はかつて、自民党幹事長として政権中枢を動かし、政界再編や連立政権づくりなどを主導し、「剛腕」といわれてきた。今も「野党が結集すれば政権交代は可能」が持論だ。野党はなぜ結集できないのか?石破首相の進退をめぐる混乱をどう見ているのか?
ゲストは立憲民主党の小沢一郎氏と、「壁を壊した男-1993年の小沢一郎」の著者で番記者を務めた城本勝氏。3度目の政権交代へどんな構想を描くのか?小沢氏をスタジオで生直撃。
8月6日(水)
「チームみらい安野党首に問う! 永田町政治を変えられるか」
ゲスト:安野 貴博(チームみらい党首・参議院議員)、西田 亮介(日本大学危機管理学部教授)
チームみらい安野貴博党首が生出演。自己資金2000万円を投じて、新党を立ち上げ、先月20日の参院選で初当選を果たした安野氏。チームみらいは全国で得票率2%超を獲得し政党要件を満たした。しかし、わずか1議席からの船出。多党化の国会で、どう存在感を示していくのか?チームみらいは、「テクノロジーで政治をかえる」ことを目指す。AIエンジニアでもある安野氏は「政治とカネの見える化」を最優先に掲げ、政党交付金を使ってエンジニアチームを立ち上げるという。政治とカネの問題にメスを入れ、永田町政治を変えることはできるのか?
ゲストは、チームみらい党首・参院議員の安野貴博氏と、社会学者で公共政策、情報社会論などが専門の日本大学危機管理学部教授・西田亮介氏。多党化時代に入った永田町政治をどう変えようとしているか、チームみらいの取り組みを聞く。
8月7日(木)
「国民民主・玉木代表に聞く! 少数与党との向き合い方は?」
ゲスト:玉木 雄一郎(国民民主党代表)、田﨑 史郎(政治ジャーナリスト)
国民民主党玉木代表が生出演。4日、衆議院予算委員会で石破首相に「いつ辞めるのか」と迫った真意は?衆参両院で少数与党にどう向き合うのか。連立の枠組み拡大か?野党勢力の結集か?それとも新たな政界再編を目論むのか?玉木代表がめざす政権奪取への道のりとは? 今回の参院選で立憲民主党を上回り、比例得票数第2位となった国民民主党。その一方で多党化・多極化が生まれることとなった。次期衆議院選挙にむけて、党勢拡大の戦略は?さらにその先を聞く。
ゲストは、国民民主党の玉木雄一郎代表と、政治ジャーナリストの田﨑史郎氏。迷走する石破政権とどう対峙するのか。年収の壁引き上げや消費税減税などの政策実現は?キャスティングボードを握る玉木代表に次の一手を聞く。
8月8日(金)
「原爆投下から80年 被爆地からのメッセージ」
ゲスト:湯﨑 英彦(広島県知事)
VTR出演:アンディ・ウェーバー(元米国防次官補)
冒頭ニュース解説:鈴木 哲夫(ジャーナリスト)
1945年8月6日、アメリカ軍は人類史上初めて原子爆弾を広島に投下した。あれから80年、被爆地の願いとは裏腹に、今、世界はいつ核戦争が起きても不思議ではない危険な状態にある。一方、去年は日本被団協がノーベル平和賞を受賞するなど、核廃絶を望む声は潰えていない。ウクライナや中東など、世界各地で戦争、紛争が激化し、核抑止の実効性が揺らぎつつある中、唯一の戦争被爆国である日本は、戦後80年を迎える今、核廃絶への道筋をどう示すべきなのか?
被爆地・広島の湯﨑英彦県知事をスタジオに招き、元米国防次官補のアンディ・ウェーバー氏のインタビューを交えながら被爆80年の現在地と、今後の道しるべを探る。