第4話  謎解きの会

灼華は柔嘉公主の招待で文錚楼へ。そこで開かれる書生会は、出題された謎めいた言葉をいかに読み解くか、読書人たちが競い合う催しだ。灼華は2階から高みの見物を決め込み、最優秀と認定された沈驚鴻(しんきょうこう)の解釈を密かにこき下ろす。その言葉が隣の部屋にいる定王と、その甥で第一皇子・劉琛(りゅうしん)に聞かれていることも知らずに...。