第13回  変化の時代を生き抜く 数字で挑む戦略経営

先の見えない時代を生きる中小企業の経営者たち。今こそ、イノベーションを生み出す戦略思考が求められている。

長崎市に本社を置く株式会社雄苑。生花の仲卸から葬儀用の装飾まで幅広く展開する同社は、日々、売上と仕入れを見極め、短いサイクルで回すことでロスを削減している。
さらに業績管理を徹底し、鮮度を守りながら適正な限界利益率を確保。創業以来、一度も赤字を出さず黒字経営を続けてきた背景には、数字に基づく戦略的な経営がある。

北海道・札幌市の老舗「うなぎ二葉」。創業77年、三代にわたり匠の技と伝統の味を守り続けてきた。仕入価格が相場により大きく変動する中、日々の業績を把握し、必要な打ち手を検討。数字を根拠とした判断で、本業に集中できる環境を整えてきた。匠の技と変わらぬ味を提供し続けることで、顧客の安心と信頼を高めている。

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