9月8日~9月12日
9月8日(月)
「速報!どうなる『石破おろし』 混迷の自民党内政局」
ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)
衆院選・都議選・参院選3連敗で厳しい立場にある石破首相。しかし、内閣支持率は上昇傾向。参院選総括は、「解党的出直し」を訴えたが、石破総裁の責任には触れない内容だった。党四役が辞意表明し「総裁選前倒し」を巡り自民党内政局は混迷している。8日に「総裁選前倒し」の是非をめぐる意見集約が行われる。果たして結論は?加速する党内抗争は、果たして党の再生へとつながるのか?あるいは党を分断し、更なる支持者離れに拍車をかけることになるのか?
ゲストは、長年にわたり永田町界隈での経験をもとに情勢を分析してきた伊藤惇夫氏と、独自の人脈を生かして、永田町の裏を報じ続ける鈴木哲夫氏。混迷する自民党政局の行方と想定されるシナリオを聞く。
9月9日(火)
「石破首相退陣の舞台裏 加速する自民総裁選の行方は?」
ゲスト:稲田 朋美(元防衛相 / 自民党衆議院議員)、山田 惠資(時事通信社解説委員)
7日、石破首相が退陣を表明した。参院選大敗を受け、総裁選の前倒しを求める「石破おろし」の声が広がり、続投は困難と判断。これにより自民党は総裁選へと動き出し、新たなリーダー選びが本格化する。永田町の舞台裏では、どんな駆け引きが始まっているのか? 自民党は参院選総括で「独自性を打ち出せず、政治とカネで信頼を失った」として、「解党的出直し」を掲げた。保守票が参政党や国民民主党に流れる中、党再生と挙党態勢の構築は可能なのか?
ゲストは、元防衛相で自民党衆議院議員の稲田朋美氏と、時事通信社・解説委員の山田惠資氏。総裁選へ突入する自民党の行き着く先は「再生」の出発点か?「分断」への道か?徹底討論する。
9月10日(水)
「石破首相辞任で自民混迷! 立憲 人事刷新で立て直しへ」
ゲスト:長妻 昭(立憲民主党代表代行)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)
立憲民主党・長妻代表代行が生出演。7日に石破首相が電撃辞任を表明。来月4日の自民党総裁選に向け、「ポスト石破」争いが本格化する。党内抗争の政治空白が続く中、物価高対策は待ったなし。臨時国会の早期開催を求める立憲民主党は、野党をまとめきれるのか。そもそも、少数与党で自民党の次期総裁が首相に選出されるとは限らない。与野党は首相指名選挙にどう臨むのか? 野党第一党の立憲民主党は、11日の両院議員総会で参院選について「事実上の敗北」とする総括をまとめ、人事刷新へと着手する。党執行部は挙党体制を築けるのか?「立憲離れ」の原因をどう捉え、党勢回復に向けた道筋を示せるのか?
ゲストは、民主党政権で厚労相を務めた立憲民主党代表代行・長妻昭氏と、永田町政治の舞台裏を取材するジャーナリスト・鈴木哲夫氏。石破首相の辞任に伴う「政治空白」が懸念される中、ポスト石破の最新情報と政局の行方を徹底議論。
9月11日(木)
「石破政権の幕引き ガソリン暫定税率廃止と物価高対策の行方」
ゲスト:新藤 義孝(自民党 政調会長代行)、重徳 和彦(立憲民主党 政調会長)
石破首相の辞意表明をうけ、自民党内では「ポスト石破」をめぐる駆け引きが一気に加速。9月22日告示、10月4日投開票のフルスペック型総裁選に突入するが、政治の空白が長引く懸念は消えていない。暮らしを直撃する物価高対策は停滞したまま。与野党6党で合意したガソリン暫定税率廃止は、「財源」で隔たりが大きく膠着状態。また、消費税減税も世論の支持を集めながら実現のめどは立たない。課題は次の政権に重くのしかかる。
ゲストは、自民党政務調査会長代行の新藤義孝氏と、立憲民主党政務調査会長の重徳和彦氏。総裁選へ突入した自民党内の動き、そして石破政権から引き継がれる課題と物価高対策の行方を聞く。
9月12日(金)
「戦後80年と自民党70年 齋藤健前経産相に聞く」
ゲスト:齋藤 健(自民党衆議院議員 / 前経済産業大臣)
戦後80年、日本はなぜ戦争に敗けてしまったのか?その理由を、時の政府や軍部の動きを手掛かりに、リーダー論や組織論の視点から解き明かした一冊の本がある。『転落の歴史に何を見るか』。この本が世に出たのは23年前。著者は、当時、経産官僚だった齋藤健。執筆後、齋藤は政治家となり農水大臣や経産大臣を歴任することとなる。政界に進出する際、彼が選んだ政党は自由民主党だった。今年、結党70年を迎える自民党。戦後、長きにわたって政権を担ってきたこの政党は、今、混迷の極にある。衆参両院で過半数を割り、石破首相は1年も保たずに辞任が決定。戦後80年、自民党結党70年を迎える今、いよいよ戦後が終わりを告げ、日本は再び「転落の歴史」をたどり始めるのだろうか?
かつて、日本が敗戦へと至る「転落の歴史」を探った齋藤健元経産大臣に聞く。