第5話 亡き母の過去
浮雲寺の詩会に参加した驚鴻は勇壮な詩を詠んで喝采を浴びるが、想いを寄せる柔嘉公主は現れない。同じ寺で定王と行き合った灼華は、再び還陽散のことを問われ、亡き母・顧一笑(こいっしょう)から医術を学んだと答える。朝廷の太医すら知らない薬を、灼華の母はなぜ知っていたのか。 灼華は母の過去を知りたいと定王に打ち明ける。
浮雲寺の詩会に参加した驚鴻は勇壮な詩を詠んで喝采を浴びるが、想いを寄せる柔嘉公主は現れない。同じ寺で定王と行き合った灼華は、再び還陽散のことを問われ、亡き母・顧一笑(こいっしょう)から医術を学んだと答える。朝廷の太医すら知らない薬を、灼華の母はなぜ知っていたのか。 灼華は母の過去を知りたいと定王に打ち明ける。