第9話 祝賀の宴
最終試験の殿試で進士として及第した驚鴻、孫雲謙(そんうんけん)、灼華のために、宮中で宴が催される。皇帝・劉俱は独り身の驚鴻に声を掛け、婚約者を失った柔嘉公主との縁組みを打診するが、驚鴻より先に公主が口を開く。一方灼華は、殿試の最中に硯台が倒れて回答を妨害されたことが気になっていた。宴が終わり、灼華と定王は帰路を共にする。
最終試験の殿試で進士として及第した驚鴻、孫雲謙(そんうんけん)、灼華のために、宮中で宴が催される。皇帝・劉俱は独り身の驚鴻に声を掛け、婚約者を失った柔嘉公主との縁組みを打診するが、驚鴻より先に公主が口を開く。一方灼華は、殿試の最中に硯台が倒れて回答を妨害されたことが気になっていた。宴が終わり、灼華と定王は帰路を共にする。