第18話  実家でのひととき

灼華は実家・慕家の一部屋で定王の手当てをする。定王は一時的に危険な状態にあったものの、灼華の懸命な手当てによりみるみる回復。実家から亡き母・顧一笑こと傅音(ふいん)の遺骨を取り戻した灼華は、定王と共に慕家を離れる。一方、皇帝の母・周(しゅう)太后の命を受けた無頼の輩が炊き出し中に騒ぎを起こし、柔嘉公主が行方不明になってしまう。