10月27日~10月31日

10月27日(月)
「高市内閣発足から1週間! 新政権の人事と政策を徹底分析」

ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)、山田 惠資(時事通信社解説委員)

高市政権発足から1週間。憲政史上初の女性宰相となった高市首相。内閣の人事にも保守的な「高市カラー」を明確に打ち出した。女性閣僚の登用は2人にとどまったものの、注目の財務相に元財務官僚の片山さつき氏、また、参院議員2期目の小野田紀美氏を経済安保相に抜擢。小野田氏は、初の「外国人との秩序ある共生社会推進担当相」にも任命され、高市首相が総裁選で強調していた外国人政策を委ねる。一方、維新とは「連立合意」と言いながらも"閣外協力"にとどまる。少数与党の政権運営には不安定さも残る。経済では「アベノミクス継承」を掲げ、積極的財政と金融緩和を重視。果たして結果を出せるのか?さらに「3文書」改定を目指し検討を始めるとして、トランプ政権の対日要求を先取りする動きを見せる動きも...。
ゲストは長年にわたり永田町の動静を分析してきた伊藤惇夫氏と、内外政治に詳しい時事通信解説委員の山田惠資氏。発足から1週間の高市政権を徹底分析。


10月28日(火)
「高市首相初の日米首脳会談 トランプ氏真の狙いは?」

ゲスト:小西 克哉(国際ジャーナリスト)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部教授)

28日に高市首相が日米首脳会談に臨む。防衛費の負担増を求めるトランプ政権に対し、高市首相はすでに「防衛費増の前倒し」方針を打ち出しているが、トランプ氏はこの対応をどう評価するのか?また、関税や対米投資をめぐる交渉で新たな要求は? 高市政権のキーワードの一つが「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」。安倍元首相が使っていたフレーズを引用して首脳外交への意欲を示す。日米首脳会談では、トランプ氏とどこまで良好な信頼関係を築けるか?
ゲストは、米国政治に詳しい国際ジャーナリストの小西克哉氏と、上智大学教授の前嶋和弘氏。トランプ氏の狙いを読み解き、「高市・トランプ」両首脳の新たな日米関係を分析する。


10月29日(水)
「高市政権の防衛強化政策 トランプ大統領に響いたか?」

ゲスト:中谷 元(前防衛相 / 自民党衆議院議員)、ケビン・メア(元米国務省日本部長)

今月28日、高市首相は対面で初の日米首脳会談に臨んだ。トランプ大統領の来日前に「防衛費増の前倒し」等を打ち出した。防衛強化策は米国側にどう響いたか?そもそも、日本の防衛費「対GDP比2%水準」の財源問題は...。国民負担増への理解を得られるのか? 高市政権は2022年12月策定の安保関連3文書について、来年中の改定を目指す。また防衛装備品の輸出推進に向けたルール撤廃や、原子力潜水艦の必要性についても検討するという。中国や北朝鮮の脅威など、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、日本に必要な防衛強化策とは?
ゲストは、安倍・石破両政権で防衛相を務めた、中谷元氏と、米国務省在籍時に東アジア・太平洋局日本部長を務めた、ケビン・メア氏。日米同盟はどうあるべきか?高市×トランプ初会談から読み解く。


10月30日(木)
「安倍元首相銃撃事件の初公判!山上被告は何を語った?」

ゲスト:紀藤 正樹(弁護士)、鈴木エイト(ジャーナリスト)

初公判で起訴内容を認めた山上被告。弁護側は殺人罪については争わず、銃刀法違反などの罪と旧統一教会信者の2世として育ち、困窮した生活が事件の背景にあるとする。一方、検察側は、生い立ちは切り分けるべき、として主張が対立している。旧統一教会による多額の献金問題が事件の動機と結びつけられるのか...。主な争点の量刑は? 長らく問題とされてきた旧統一教会の高額献金がなぜ放置されてきたのか?解散命令の出た旧統一教会は高裁に抗告中だが、年明けにも判断が出される。被害者の賠償問題の道筋はどうなるのか?
ゲストは、旧統一教会の被害者弁護団の紀藤正樹氏と、ジャーナリストの鈴木エイト氏。安倍元首相銃撃事件のもつ本質を読み解いていく。


10月31日(金)「鈴木哲夫の永田町ショータイム」
「高市政権にどう向き合う 公明党のこれから」

ゲスト:細川 隆三(政治ジャーナリスト)
電話出演:西田 実仁(公明党幹事長)
VTR出演:小川 寛大(「宗教問題」編集長)

公明党は今月10日、自公連立政権からの離脱を決めた。支持母体の創価学会などから歓迎の声が上る一方で、党の先行きを懸念する声も...。26年にわたる自民党との連立に終止符を打った背景には何があったのか。西田幹事長に生直撃。憲政史上初の女性首相が誕生した。連立の組み換えで勢力図が大きく変わった永田町。大海に漕ぎ出した高市丸の前途は?