第31話  果たせなかった約束

驚鴻は孫汝の嫡男で親友の雲謙と会い、不正の摘発に協力を乞う。雲謙は悩んだ末、孫一族の安全を保証するという条件で孫家の帳簿を驚鴻に渡す。驚鴻は朝議の場で、孫家の帳簿を不正の証拠として提出。孫家の人々の命乞いも認められるが、その時、兵部尚書・周次山(しゅうじさん)が孫家と北涼が取り引きしていた証拠を提出する。