第33話  仕組まれた罠

中元節の宴で、服を濡らされた灼華は着替えのために離れた建物に連れて行かれる。一方、皇帝・劉琛が灼華に好意を抱いていることを知る柔嘉長公主は、劉琛に妙な酒を飲ませ、灼華のいる建物に閉じ込める。劉琛と灼華を男女の仲にし、定王との対立を煽るためだ。だが劉琛は何もせず、想い人がいるという灼華の告白に傷ついてしまう。